箆柄暦『四月の沖縄』2017


箆柄暦『四月の沖縄』2017
2017年4月1日発行/168号

SAKISHIMA party-THE SAKISHIMA meeting LIVE & TALK-  
島ぜんぶでおーきな祭
ムジークフェストなら2017 沖縄の音楽と芸能
コザ・てるりん祭
てるりん展&照屋林次郎三線展
『きいやま商店 VIDEO BOX』
護得久栄昇『愛さ栄昇節』
新良幸人 presents 第27回 一合瓶ライブ

[早耳]むぎ(猫)ONEニャンLIVE〜天国かもしれない〜

 

 

 

《Piratsuka Special》
「島ぜんぶでおーきな祭」
宮川たま子&ありんくりん

本島全域から離島まで、島ぜんぶを楽しもう!

 「ラフ&ピース(笑いと平和)」をテーマに、2009年にスタートした「沖縄国際映画祭」。当初は〝笑えて心温まる映画〟の上映が中心だったが、一昨年からは「島ぜんぶでおーきな祭」と名称を変更し、映画のみならず音楽、お笑い、スポーツ、アートなど、多様なエンタメが楽しめる総合イベントへと進化した。今年は4月20日(木)から23日(日)まで、4日間にわたって行われる予定だが、2012年から本祭のPR隊長を務める沖縄出身芸人の宮川たま子は、「今年はもっと〝島ぜんぶでおーきな祭〟の名前にふさわしい内容になりますよ!」と力強くアピールする。

たま子「まず、これまでの会場は那覇、宜野湾、北谷など沖縄本島の中南部が中心でしたけど、今年は本島北部の本部町や石垣島、宮古島などでもイベントや上映会が開かれるので、まさに〝島ぜんぶ〟を巻き込んだお祭りになるんです。実は同じ沖縄といっても、地域によって特色がぜんぜん違ってて、私も実際にPR隊長として現地に行ってみるまで知らなかった魅力もたくさんあって。だからこの機会に、たくさんの方にいろんな地域に足を運んでいただけたらなと。

 そのために今、各市町村でどんどん結成されている〝映画祭応援団〟の皆さんとも力を合わせて、島全体を盛り上げようとがんばってます。島中をポスター貼るために走り回ったりとか(笑)。あと、有名な俳優さんや映画監督、アーティストや芸人が参加する国際通りのレッドカーペットも、今年は距離がぐんと伸びてさらに多くの方が見やすくなるし、終着地点には飲食エリアもできて、国際通り周辺をテーマパーク気分で周遊できます。もちろん、映画上映やアーティストライブ、お笑いステージ、クルーズ船乗船体験などの楽しいイベントも充実してますから、この4日間で〝島ぜんぶ〟の魅力を満喫できること間違いなしです!」

 その言葉に、沖縄で活動する若手実力派コンビ・ありんくりんの比嘉竜太と伊保クリスも大きく頷く。

竜太「おーきな祭のレッドカーペットのように、アイドルや有名人をすぐ近くで見れる機会はそうそうないですからね。去年は僕の好きな女優さんが来沖してたのに、会いに行けなくて悔しかったけど、『同じ那覇にいるんだな』と思っただけで感激でした(笑)」

クリス「僕らはもともとよしもと沖縄の養成所に入る前から運営ボランティアとして参加してたくらい、このお祭りが大好きで。芸人になって、初めてステージに立てたときは本当に嬉しかったです。期間中は県外からもたくさんのお客さんやメディアの方が来るので、『沖縄にはこんなに面白い芸人がいるよー』って全国に知ってもらえるチャンスでもあるし、ぜひ僕ら沖縄芸人のステージも見に来てもらえたら嬉しいです!」

 そう三人が語るとおり、今年は会場も内容もぐんと拡大する〝おーきな祭〟。映画や音楽やお笑いが好きな人も、家族や友人同士でお出かけを楽しみたい人も、きっとどこかの会場で、大満足のイベントと出会えるはずだ。春真っ盛りの沖縄に、めんそーれ!
(取材&文・高橋久未子/撮影・喜瀬守昭)

 

宮川たま子(みやがわ・たまこ)
浦添市出身。2001年、NSC大阪校に入学。卒業後、宮川大助・花子に弟子入り。現在は東京を拠点に映画祭PR隊長を務めるほか、自身のバンド「てびちバンド」でも活動中。

ありんくりん
北中城村出身の比嘉竜太(写真左)、沖縄市出身の伊保クリス(写真右)によるお笑いコンビ。2013年、よしもと沖縄エンターテイメントカレッジ入学。卒業後は「よしもと沖縄花月」への出演を中心に、舞台「おきなわ新喜劇ツアー」にも参加するなど幅広く活動中。

◆島ぜんぶでおーきな祭 第9回 沖縄国際映画祭
詳細は公式サイト参照[こちら]
4/20(木)〜23(日)開催。那覇市・北谷町・宜野湾市・北中城村・本部町・沖縄市・中城村・浦添市・南風原町・豊見城市・宮古島市・石垣市ほか沖縄県内各所


ポスターデザイン:湯村輝彦